映像学科非常勤助手斉藤 健二前野 朋哉Tomoya Maenoいつもの僕が、斉藤そのものでした(笑)。ー映画監督としても活躍されている前野さん。同じクリエイターとして、まず脚本を読んでどのように感じましたか?ドキドキしました。というのも、これは坂下君の大学での経験が少なくとも入っていて、僕も同じ大学だったので…。「これ世に出して大丈夫?」と言ったのを覚えてます。それと率直にシナリオがスリリングな印象だったのでドキドキして読めました。同じ映画監督としても、坂下君はかなり人を楽しませようという精神があると、今回改めて思いましたね。普段口数がそんなに多くもなく、全然ひょうきんなキャラでもないのにコメディ上手いって卑怯だなぁって。脚本もしっかり書けるし羨ましいです。ー「斉藤」というキャラクター。演じるにあたって、どのようなことを意識しましたか?坂下君に、「いつもの前野さんで」と、言われたのを覚えています。僕自身も「いつもの自分で」と、思いました(笑)。映画の中でも、物語の渦中にいない事が多かったですが、日常生活でも後で、「え!そんな事になってたの!?」ということが良くあります(笑)。なんでしょう?顔や雰囲気に出てるんでしょうか?その辺、斉藤のままなんですね。ー撮影中の思い出やエピソードは?楽しかったのはスタッフにもキャストにも以前から知ってる方が多かったので、「最近どう?」みたいな話が出来た事です。一度、撮影終わりにスタッフルームに泊めて貰ったんですが、坂下君含め昔の仲間何人かでお酒も飲めましたし、本当楽しかったです。